バンドサークルでは主張よりも協調が必要
バンドサークルで楽しむ為のアドバイス
いろいろな人が気軽に参加してステージでのセッションを楽しめる「バンドサークル」バンドサークルを賢く楽しむ秘訣は、
ずばり「おおらかに、協調性を持ってふるまう」ということです。
演奏が上手いかどうか、そんなことはここでは「関係ない!」
と言っても過言ではないでしょう。
我が強い演奏は全体の演奏を乱す
バンドのメンバーを自分たちで募集する時は、
ある程度レベルや好みなどをこちらから指定することができます。
けれど一方「まだ始めて日が浅いけれど、他の人と合わせてみたい」という人や
「自分では練習しているが、忙しくてバンドを組んだことがない」という人など、
様々な演奏レベルの人が集まるのがバンドサークル。
そんな中「自分は上手いんだ!」とばかりにテクニックを見せつけてみたり、
「自分の世界を表現したい!」とクセの強い演奏をしたりしたら、どうでしょうか。
おそらく周りの人は不快になりますね。
初心者の人など、萎縮して来なくなってしまう人もいるかもしれません。
そんなふうにその場の和を乱す行為は、大人としては慎みたいもの。
バンドサークルでは、初心者の人も安心してセッションできるよう、
分かりやすく聞き取りやすい演奏を心がけましょう。
演奏を楽しむ以上に交流を楽しむのがポイント
そもそもバンドサークルは「演奏することを楽しむ場」である以上に、「演奏を通じた人との交流を楽しむ場」だと考えた方がよいのです。
もちろん演奏自体を楽しむことも大切ですが、
セッションのレベルを向上させるための場ではないし、
さらに独自の音楽性を追求する場では全くありません。
そうしたことは自分のバンド内でするべきこと。
バンドサークルでは、もっとおおらかにふるまうのが吉です。
自分の理想のプレイができなくても、セッション相手の演奏が多少ぐだぐだでも、
全部含めて楽しんでしまいましょう。
そして一緒に音楽を語りあったり、一緒に飲み会やライブやフェスに行ってみたり……
そうしたことを楽しむのがメインと考えるとよいと思います。